『元寇』~勝因は神風だけではない!~

- 明光電子福岡本社の所在地
- 大野城市の歴史
- 現在の大野城市
- まとめ
1.明光電子本社の所在地
私たち明光電子の福岡本社は現在福岡県大野城市を拠点としています。
創業当時は福岡県の中心地、天神の近くにあった福岡本社ですが、、、
今から26年前に社長の意向で今の大野城市に移転しています。
では何故福岡の中心地から大野城市に移転したのか?
それは大野城市が歴史的、将来的にも非常に魅力のある町だったからです。
そこで今回は明光電子福岡本社の在る大野城市について紹介します。
2.大野城市の歴史
大野城市の由来は天智4年(665年)、大野山(現在の四王寺山)に築いた
日本最古の朝鮮式山城「大野城」にあります。
「大野城」は当時の朝鮮半島(唐と新羅)の攻撃から
日本の重要拠点である「大宰府」を防衛する為に建てられました。
つまり「大野城」は日本を守る為の重要な拠点となっていました。
またこの際、平野が最も狭くなった所に土塁「水城」を築きました。
「水城」は太宰府市との市境に今も残り、長さ1.2キロメートル、
基底部幅80メートル、高さ10メートルを誇ります。
史実ではこのとき、唐と新羅の攻撃はなかったようです。
その後、時代は進み鎌倉時代中期に舞台は移ります。
当時の中国大陸を支配していたモンゴル帝国およびその属国である
高麗王国によって二度の日本侵攻が行われます。
この元軍による日本侵攻は『元寇』として史実として歴史の教科書にも取り上げられており、
別名「蒙古襲来」とも呼ばれています。
その為、記憶にある方も多いのではないでしょうか?
この元寇の際、「大宰府」の防衛の為に、現在の大野城市から香椎(福岡市東区)にかけて、
更に約20㎞にも及んだといわれている
防塁(水城)を築いたとされています。
この防塁は別名「元寇防塁」と呼ばれ、
二度の元寇を退けたことで歴史的にも非常に有名です。
その後もこの「水城」は、大宰府と鴻臚館を結ぶ、
儀礼的な外交の主要道として8世紀後半まで機能していたとされています。
空から見た水域
Copyright © 国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省 [Attribution], ウィキメディア・コモンズ経由で
この「大野城」、「水城」ともに
博多湾から上陸し、筑紫平野に侵攻してくる敵に対して、
険しい連山の地形を上手く利用して作られています。
当時の大和朝廷がいかに国の重要拠点である「大宰府」を守るかを考えた際に、
大野城市の地形上の利点に目を付け、
「大宰府防衛の要」とされていたのではないでしょうか?
つまり大野城市は歴史的に見てもその地理的な重要度が高い場所であったといえます!!
史実では二度に渡る元寇は「神風」により博多湾沿岸部で防がれてたとされていますが、
その防衛には当時の「鎌倉武士」の必死の頑張りを忘れてはいけないでしょう。
「神風」「鎌倉武士」の活躍により、沿岸部で防がれた元寇ですが、
例え、内陸まで侵攻されてしまったとしても、
その地形を生かした防衛網がまさに
守護神として立ちはだかり、
決して「大宰府」への侵攻は許さなかったのではないでしょうか…
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/大野城 (筑前国)
https://ja.wikipedia.org/wiki/元寇
3.現在の大野城市
現在の大野城市は福岡県中西部にあり、
中心地である福岡市の南東隣という場所に位置しています。
鹿児島本線、西鉄大牟田天神線が並行して通り、国道三号線、福岡都市高速
さらには九州自動車道も近くを通っている交通面の利便性、
また牛頸ダムの水辺公園など自然も随所に残ることから、
今では福岡市のベッドタウンとして人気の都市です!!
その人気から平成29年の調査では人口が100,372人と遂に10万人を超えました。
※出展:大野城市 統計資料
http://www.city.onojo.fukuoka.jp/s010/010/040/020/020/010/010/1196.html
また昨年大野城市は「住みよい街NO,1」に輝きました!!
それは、日経BP社による「シティブランド・ランキング ―住みよい街2017―」という、
全国の働く世代2万人を対象にした「住みやすさ」調査で、全国1位に選ばれています。
(守谷市(茨城県)・武蔵野市(東京都)と3都市が同率1位)
なかでも、「生活の利便性」「子育て」「医療・介護」が全国1位となっています。
つまり、ベットタウンとしてまさに最適であるといえます!!
日経BP社 ニュースリリース(2017年11月15日付)より引用
http://www.city.onojo.fukuoka.jp/s010/010/040/020/020/010/010/1196.html
さらに…
日経BP社「日経ビジネス」誌の「活力ある都市ランキング」
では全国2位に選ばれています。
日経ビジネスONLINE より引用
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/012000004/012100001/
4.まとめ
歴史的にも非常に重要な役割を担い、今や全国でも非常に注目されている街「大野城市」。
そんな素晴らしい環境で私たちは働いています!!
あなたも一緒に働いてみませんか!?
釘町 将史(福岡営業課)
入社7年目、毎日充実しすぎて気づけばあっという間に34歳…(´;ω;`)
タイムマシーンの開発に携わりたいと強く感じる今日この頃(笑)
