工場などの生産ラインや検査ラインで
革命が起きるかも!? 1,000fps高速撮像+高速センシング
開発プラットフォーム誕生!!②

- 1,000fps高速撮像+高速センシング開発プラットフォーム誕生!!
- 高速ビジョンセンサー「IMX382」
- 高速ビジョン開発プラットフォーム「HSV SDK」
- まとめ
1. 1,000fps高速撮像+高速センシング開発プラットフォーム誕生!!
1,000fpsの高速センシングが行なえるビジョンセンサーの開発プラットフォームを明光電子は取り扱っております!
従来、毎秒30フレームで処理するイメージセンサーと比較すると、
従来比約33倍の撮像スピード(毎秒1,000フレーム)。
さらには画像情報から対象物を検出し、
その重心位置や面積、
動きの方向などの情報処理を高速に行うことが可能です。
1,000fpsの高速撮像と高速センシングを、
お客様の製品に組み込む為の
開発プラットフォームが既に量産されているのです(^^)/
2. 高速ビジョンセンサー「IMX382」
ソニーセミコンダクターソリューションズ製「IMX382」
1チップで高速撮像と処理を行える、ものすごいCMOSイメージセンサーの登場です!!
以下、2017/5/16発表 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 ニュースリリースより抜粋
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201705/17-051/index.html


①毎秒1,000フレームの対象物の検出と追跡を実現
積層された信号処理回路部分には高速に対象物の検出や追跡を行う、
画像処理回路とプログラマブルな列並列プロセッサを搭載。
これにより、裏面照射型画素部分で高感度に撮像し、
さらに対象物の検出、追跡といったセンシングまでの
処理を毎秒1,000フレームで実現。
画素から得られた色や輝度などの情報によって対象物を検出しており、
さらにその対象物の重心位置や面積、 動きの方向などを検出し、
それらの情報をフレーム単位で
ビジョンセンサーから信号を出力することが可能。
②センシング機能を内蔵し、システムの小型化かつ省電力化を実現
撮像から画像処理を1チップで実現。これにより、システム全体の小型化や省電力化が
可能となるとともに、物理的な制約などにとらわれない新たなシステムの構築も可能。
システムへの出力においては、画像データの出力経路に加え、
センシング情報のみを出力する経路も有しており、
用途に応じて選択することが可能。
超すごいCMOSセンサーなのはわかったけど、開発が難しそうじゃない(@_@)?? と思いますよね。
ご安心下さい!!
3.高速ビジョン開発プラットフォーム「HSV SDK」
エクスビジョン製 高速ビジョン開発プラットフォーム
「HSV SDK(High Speed Vision Software Development Kit)」
カメラとソフトウェアから構成された使いやすい評価キットにより、
お客様の多様な使用環境下に合わせて簡単に評価いただくことが可能です!!
・IMX382の1,000fpsでの高速センシングによる特徴量の取得と処理
・リアルタイム性と汎用性を両立した開発プラットフォーム
・Host Systemを必要としないCamera Unit 単独でスタンドアローンの構成が可能
・標準的な開発環境による短期間で容易なソリューション開発と展開
■ビジョンセンサ(IMX382)
・1,000fps 0.31Mpixels ( 648 x 488 ) 4b
・500fps 1.27Mpixels ( 1296 x 976 ) 4b
・4b PE Array, 1b PE Array, 特徴量抽出プロセッサ
・低消費電力 363mW( 1,000fps 0.31Mpixels 4b)
・ソニーと東京大学石川渡辺研究所の共同開発
■ハードウェア構成 Camera Unit (CU)
・センサーボード(Vision Sensor IMX382搭載)
・コアボード(SoC, FPGA, Memory, I / O)
・I / F ボード(USB3.0, GbE, GPIO, Debug)
■ソフトウェア構成

4.まとめ
次回はターゲットアプリケーションや応用例等をご紹介致します。
お楽しみに!!
飯塚 優(八王子営業所)
工場などの生産ラインや検査ラインで革命が起きる気がしませんか?
ワクワクします!(^^♪
AI、深層学習等が加わったら最強ですね!
