電力センシングで世界を変えるデバイス「SIRC(サーク)モジュール」③

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電力センシングで世界を変える「SIRC(サーク)モジュール」③
目次
  1. 後付IoTシステム向け BLE to LoRa Gatewayのご紹介
  2. SIRCデバイス+機械式アナログメータへの接続例
  3. 明光電子のサポート体制について

1. 後付IoTシステム向け BLE to LoRa Gatewayのご紹介

    
   

昨年のブログでは、二回にわたりSIRCデバイスの特長と応用事例を紹介してまいりましたが、
最終回となる今回は、SIRCデバイス関連製品として、
当社オリジナル IoT向け無線通信モジュールをご紹介致します。
※過去の紹介ブログはこちら→ 第一回 第二回

前回ご紹介致しましたSIRC社「IoT角度センサユニット」は、
BLE(Bluetooth Low Energy)通信を利用して
ブルドン管圧力計の指針をネットワーク接続する事が可能ですが、
メータの設置場所によっては、BLE通信では無線が届かないと言う課題が有りました。
(例えば、敷地の広い工場や、地下のボイラー室、等々)

このような環境で通信させる為には、接続性に優れた無線通信機器が必要です。
そこで当社が開発したのが、
IoT向け無線通信モジュール「BLE to LoRa Gateway」になります。

■BLE to LoRa Gateway

BLE-To-LoRa-Gateway

当社の主要取扱メーカーでもあるルネサスエレクトロニクス社のRL78/G1Dマイコンと、
サーキットデザイン社製 429MHz帯 特定小電力超長距離LoRa無線モデムを組み合わせた
中継器です。

【特長】
・各種センサから出力されたBLE信号を、超長距離通信が可能なLoRa信号に変換
・搭載されているLoRa無線モデム(型式:SLR-429M)は、地中、水中、雪の中からの通信も可能
最大10kmをも超える超長距離通信が可能

※429MHz帯 特定小電力超長距離LoRa無線モデム「SLR-429M」の紹介ブログはこちら

2. SIRCデバイス+機械式アナログメータへの接続例

    
   

「実際に導入してみたいが、何から手を付ければ良いのか分からない…」
「購入しても接続方法が難しそう…」「取得したデータを上手く活用出来る自信が無い…」
と言う皆様、ご安心下さい!
前述の「BLE to LoRa Gateway(型式:ME-B1042)」とSIRCデバイスを組み合わせた
ご提案も可能です。

当社では、既設の機械式アナログメータへの後付け提案として、
以下の無線通信ユニットをご用意致しました。

■無線通信ユニット(機械式アナログメータの場合)

無線通信ユニット

アナログメータから取得したデータを「BLE to LoRa Gateway」経由でPCと接続する事で、
BLEで無線接続不可能な環境に対しての通信が実現可能となっております。
   

  

3. 明光電子のサポート体制について

    
   

更に、明光電子にはSIRC専門の技術者がおりますので、
「簡易初期評価の代行」「お客様専用モジュールの企画サポート、
並びに原理試作品製作」
等の他社様には真似出来ない強力なサポートが可能です。

SIRCデバイスの導入をご検討の際は、明光電子までお気軽にお問合せ下さい!

  
この記事を書いた人

毛利 智一(横浜営業課)

明光電子からのご提案内容は、半導体・電子部品の単品販売に止まりません。
500社を超える取扱メーカーから、開発会社、製造会社に至るまで、
お取引先様との幅広いネットワークを活かして、最良のご提案をお約束致します。

毛利智一

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